最近、日本であまり見なくなった畳ですが、畳に使われるイグサに水虫予防の効果があると言われています。
イグサってなに?

イグサは湿地や浅い水中に生える植物で先のとがった細い茎ばかりが束になったような姿をしていて、畳の他にもゴザや"ちまき"を笹でくるむ際に、結わえる紐としても使われています。
イグサは薬草?
イグサはその昔、薬草として使われていたことが日本最古の医学書である医心方に記述されています。

これによると感染による炎症を抑え、水腫改善に効果があると記述されています。
また焼いて灰にしたものを飲用することで,喉の疾患を和らげるとの記述もあります。
イグサには抗菌作用がある!!
水虫になると白癬菌をはじめとする雑菌が増殖し、汗腺、皮脂腺からアンモニアが発生することによって足のニオイが臭くなります。
イグサには微生物に対しての抗菌作用が認められました。
イグサが使われている畳には、空気中の余計な水分を吸収する調湿機能もあり、高温多湿を好む白癬菌対策には有効だといわれています。
イグサが使われているサンダル登場!!
イグサ(畳)の特性から水虫対策が出来る事がわかりましたが、「いや、自宅に畳ないんだけど」という人が多いですよね。
フローリングの部屋が大半ですよね。
そんな方に是非とも使っていただきたいのは、イグサを使ったサンダルです。
あくまでも"足のニオイ&水虫予防"なので、イグサのサンダルを履くと現在進行形の水虫が治るわけではありません。
女性用い草サンダルは「やまとなでしこ」感を漂わせるオシャレさがありますね!